くもんのおすすめおもちゃ|現役保育士が教えます。|4歳児編

くもん出版、くもんトイ、知育玩具、ロジカルルートパズル おもちゃの紹介
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4歳児におすすめ知育玩具!くもんトイを現役保育士&2児のママが教えます。

 

はじめての子育て、久しぶりの子育て、お孫さんへのプレゼントなどでおもちゃ選びを迷われていませんか?

保育士で2児の母である筆者も迷います。大切な子に対してプレゼントするものですから、迷って当たり前ですね。

おもちゃというのは、これを買ってれば良い、という正解があるものではありません。

  • その子が今どんなものに興味があるのか。
  • どんな子に育ってほしいのか。

を考えながら、その子ぴったりのおもちゃを選んであげられるといいですね。

その参考にしていただきたいと思います。

一般的に言われている4歳児とはどんなところが育つのか、という点にも触れてから、「だからこんなおもちゃがおすすめだよ。」というお話をしていきます。もしも、今回お話しした発達段階とお子さんの発達段階に違いがある場合は、こちらの記事も見てみてください。おもちゃは対象年齢にこだわるのではなく、その子が楽しんで遊んでいるかが大切ですよ。

4歳児で育つ力

4歳児では、新しくできることが増えるというより、今までたどたどしくもできていたことが上達する事柄が多いです。

目と手の協応性が高まる。

難しく感じる方もいるかもしれませんが、平たく言えば、「目で見ているところに手を持っていくことができる。」ということです。赤ちゃんの時は視力が弱く、腕を自由に動かすことができませんでしたが、やがて視力が上がり、クレヨンを持つことができ、丸を書けば終着点を見て丸を閉じられる。こういったように目と手、それから脳の発達により思い通りに物を操作することができるのです。まだまだ完成系ではありませんけどね。

自分が最近経験したことを話したり、質問に答えられるようになる。

頭の中で出来事を思い返し、言葉で伝えられるようになります。これもまだまだ完成系ではありません。思い返すことができる期間が、数時間前、数日前、数週間前と少しずつ伸びていきます。言葉を吸収し、語彙はグンと増えていくでしょう。

たくさん話をする中で、順序だてて話すことを身につけます。以下で、この「順序だてる」=「論理的思考力」を身につけるおもちゃもご紹介します。

論理的思考力は、小学校から習う「プログラミング」でも重要です。

4歳児におすすめ知育玩具|おもちゃの内容・遊び方・育つ力は?

【ベストセラー】NEWくみくみスロープ 3歳児以上

こちらのおもちゃは3歳児以上ですが、大人まで楽しむことができ、長く使えるおもちゃです。4歳児でももちろんじゅーーぶんに楽しむことができます。

「ころがスイッチ」と比較検討されることも多いと思いますが、こちらはパーツごとがしっかりくっつくため、作っている間に壊れてしまうことが格段に少ないです。

付属のガイドブックには、パーツが少なくて簡単に作れるコースから、たくさんのパーツで複雑なコースを楽しめるものまで、たくさんの作り方見本が載っています。もちろんオリジナルのコースを作っても楽しいですよね。発想力、想像力、論理的思考力が身に付きます。

NEWくみくみスロープ たっぷり100は、箱のふたが土台になっているのでコースが作りやすいです。光るボールやパーツ、羽根車やジャンプ台などおもしろいパーツが入っていて、かなり遊びこむことができますよ。

我が家の子はブロックでオリジナルのものを作るのが苦手ですが、このおもちゃは熱中して遊んでいます。ころがスイッチや類似品とかなり悩みましたが、スタッキング(パーツの接続)のしやすさと、作ったものが壊れにくい安心感から、くみくみスロープを選びました。パーツの面白さから、思い切って「たっぷり100」を選んで大正解でした!!

スネークルン 4歳以上

2色のヘビがいて、その頭と尻尾をつなげるおもちゃです。

くもん出版、くもんトイ、知育玩具、スネークルン

 

 

 

 

付属の問題集があり、簡単なものから少しずつステップアップしていくことができます。全50問。

まっすぐ、カーブ、十字などのピースがあり、はじめはヘビ1匹からスタートです。最後の方になると5×5の盤面で、やり応えのあるものになっています。

ピースの大きさは子どもの指2本~3本でつまめる大きさ。持ちやすいようにちょうどよく厚みもあります。角がとれた形をしているので安全で、盤面に置いたものを外したいときも外しやすくなっています。

プログラミングで重要な、論理的思考力を培うことができます。

ぴたっとめいろ 4歳以上

磁石でくっつくパーツを組み合わせて迷路を作るおもちゃです。

ガイドシートが付属しているので、その見本通りに作ったり、オリジナル迷路を作ったりして遊ぶことができます。このおもちゃもまた簡単なルートから、複雑なルートへステップアップしていくものです。途中まで見本を見ながら作り、一部分だけオリジナルで作るシートもあります。オリジナルスペースがだんだん大きくなっていくので、無理なく、意欲的に、迷路を考えることができます

。どんなルートを作るか考えて実行に移すことで発想力・想像力・創造力が育ち、出来上がった迷路を遊ぶことは思考力を鍛えます。

スタートやゴール、通過点の場所を変えることができ、同じ迷路でもルートが変わって楽しめますよ。

空間パズル 4歳以上

赤と木地のキューブが連結した様々な形のピース(10ピース)を組み合わせて、帽子や犬など、指定の平面・立体図形をつくっていくおもちゃです。ピースも指定の図形も、赤と木地が交互になっているので、それが手掛かりとなって考えやすいです。見えないところを想像して考えることで空間認識力を培います。

付属のガイドブックでは、実物大の平面からスタートしていて、慣れたところで縮小された見本→立体へと進んでいくことができます。問題ごとに使用するピースを教えてくれていて、それを使って見本通りに作るので、4歳児でもちょうど良い難易度だと思います。

図形モザイクパズル 4歳以上

見本が101例もある、マグネット式のパズルです。カラフルな正方形・直角二等辺三角形を使って遊びます。マグネットを使用した似たようなおもちゃは手作りおもちゃや安価なおもちゃでよくありますが、こちらはある程度の厚さがあり、扱いやすくなっています。

はじめは三角形がくり抜かれたところにはめるだけ。そこから見本を見ながらパーツを組み合わせて様々な形を作っていき、オリジナルの形が作れるように進めていくことができます。

解説書には、ガイドボードの問題に対する答えや、作品例、この製品を使ったゲームのやり方などが載っています。ゲームは、面積の広さや図形の成り立ち方などの学びにつながるものが載っています。小学校に上がった時に図形を習いますよね。補助線を引いて面積を求める問題があったと思います。その考え方を育て、図形の合成や分解・回転の感覚や面積の基礎を身につけられます*。*太字部分は公式HPより引用

ロジカルルートパズル 4歳以上

5色のボールがあり、それぞれのボールが同じ色のゴールまでたどり着くルートを作るおもちゃです。

最大30個の枠があり、ピースはまっすぐの道と交差する道の2種類のみ。単純なあそびですが、5種類のルートを考えるとなると、複雑に思考を巡らせなければなりません。

付属の問題集では、スタートとゴールが短いものから始まり、だんだん長いルートを考えるようになっているので、達成感を味わいながら少しずつ上達していきます。

何度もトライ&エラーを繰り返して正解のルートを導き出すうちに、論理的思考力集中力を養えます。

このおもちゃで、我が家の子に身につけて欲しい力は、「失敗しても挫けずに、また挑戦しようとする力!」「苦労した末に味わせる達成感!!!」がんばれー!!!!

「思い付き・感情・本能」の今まで→「論理的、順序、秩序」の入り口に立つ4歳児

4歳児になると、遊ぶ集団が大きくなり、ルールを守りながら遊ぶことを重んじるようになる年頃。

集団の中では、自分の感情を相手にわかるように伝える経験を積みます。また、一緒に遊んでいたのに勝手な思い付きで遊びを変更したりできません。

もちろんまだまだ感情的ではありますし、集団の中での自分をはっきり理解しているわけではありません。その子なりに、ひとりひとりが、少しずつ理性的に過ごそうとする。4歳はそんな時期です。

今回紹介したくもんトイを使い、楽しみながら、集団の中で過ごしやすくなる力を身につける。また、将来必要とされている論理的思考力・プログラミングの力を身につける手助けになるといいな、と願っています。

【保育士ママからのアドバイス】

ここで挙げた4歳の特徴には個人差があります。お子さんとの発達には前後があるかもしれません。

お子さんに与えるおもちゃは対象年齢は参考程度にし、お子さんの興味のあることを考慮しながら、ぴったりのものを選んであげてくださいね!

好きこそものの上手なれ!楽しいのがいちばん♡

 

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