くもんのジグソーパズル STEP1だいすきどうぶつ
今回は、
くもんのジグソーパズル STEP1だいすきどうぶつ
を、紹介します。
ここでは、筆者がこのおもちゃをおすすめする理由と、ここは改善してほしいなぁ…という点をお話ししたいと思います。
くもんのジグソーパズル STEP1だいすきどうぶつ
くもんのジグソーパズル STEP1だいすきどうぶつ、ってどんなパズル?
くもんの代表的なおもちゃのひとつが、このジグソーパズルシリーズです。
ステップ1は、対象年齢が1.5歳以上に設定されています。
中に入っているのは、ゾウやネコ、イヌ、ブタ等小さな子どもでも知っている動物ばかり。(アヒルはどうでしょうね?)
2ピース、3ピース、4ピース、6ピースが2種類ずつの計8種類です。
完成した時の全体の大きさは2ピース~4ピースが12cm角、6ピースは17cm角になります。
厚さは、2ピース~4ピースは0.37mm(公式HPより)で、6ピースになると少しだけ薄くなります。実際に持った感じでも厚さの違いは分かります。
どれも台座や枠はなく、机などの上で直接作ります。
くもんのジグソーパズル STEP1だいすきどうぶつの良さ
親しみのある動物で興味を持ちやすい
対象年齢の1.5歳というと、少しずつ単語が出てくる頃です。特に「ワンワン」は、わりとはじめの方に、言葉が出てくるワードではないでしょうか。
このパズルに出てくる動物はどれも、いろいろな絵本に出てきやすいものばかりで見かけやすく、小さな子どもでも認知度が高いですね。
冒頭でも言いましたが、「アヒル」は他の動物ほど親しみがあるわけではなきかも…?このパズルが、アヒルを覚えるきっかけになるかもしれませんしね。
認知度が高いということは、子どもが興味を持ちやすいということと、形をイメージしやすいということがあります。
ネコの体の形をもともと知っていることで、「こうかな?」と絵を合わせやすくなります。
大きさと厚さがちょうど良い
ここが筆者の中では好ポイントでした。
初めて2~4ピースの厚さと6ピースの厚さを触り比べた時は「おぉぉーー!」と感動しました。
そして1ピースの大きさも、子どもの手の大きさにピッタリです。
なんて親切。
パズルがはめやすく、外れにくい
大人がするような本格的なジグソーパズルと同じインターロック型なので、はめるときはパチッとはめやすいです、
2歳前後では、はめようとするとそれまではめていたパズルが動いてしまって、一般的なパズルだと一向に進まない…となることも多いですが、このインターロック型なら動いてしまっても外れないので、途中で壊れてしまって挫折…ということがありません。
パズルが折れにくく、絵柄がめくれにくい
触ってみるとわかりますが、かなりしっかりしています。よくあるトラブルの、パズルがまがってしまった…、端から絵柄がめくれてきてしまったということがほとんどありません。
一応「ほとんど」と言いましたが、我が家の子がガシガシ使っていても壊れる気配が全くありませんでした。
コスパが良い
ひとつのおもちゃに8種類のパズルがあり、その中でもピース数が少しずつ増えていく。慣れていった頃に少しだけ薄くなる。といったように、ステップ1の中でも少しずつステップアップしていく仕組みになっています。
バラバラにいろいろなメーカーのものを買い集めていくより、これを一つ買うだけで着実にパズルが上手になりますよ。
パズルをすることで伸びる力は集中力、手先の操作性、イメージ力、観察力などです。保育士としてもう少し深堀りしたお話も別記事でしていきたいです。
ピースの管理がしやすい
裏面には1種類ずつ色がついていて、もし複数のパズルが混ざってしまっても裏面を見ればすぐに仕分けできます。
また、番号が振ってあるので、ピースが揃っているかの確認がすぐにでき、足りないものはどれかもすぐに分かります。これは他のステップも同じなのでピース数が増えていっても安心ですね。
6ピースにはお片付けBOXがある
6ピースの2種類にはそれぞれお片付けBOXがあります。
蓋は小さなマジックテープでとめられるようになっているので、小さな子どもでも扱いやすいです。慣れるまでは大人が見守ったり片づけ方を教えてあげてくださいね。
2016年1月より、マジックテープではなく、切込みに蓋をさしこむ形に変わったようです。難易度が上がりましたね。子どもはピースを箱に入れる練習までで、そこからは大人がしてあげましょう。
改善してほしいと筆者が感じる点
2~4ピースは片づけにくい
6ピースはBOXがあるのに、2~4ピースにはない…!欲しい…!
ジグソーパズルシリーズは、外箱の大きさが揃っているので、2~4ピースにBOXを用意すると大きさが揃わないかもしれないですね。でも片づけやすい何かが欲しい…!
台座や枠がない
これはわざとなのでしょうか。くもんのジグソーパズルシリーズには、どれも台座や枠がないんです。
枠があれば、はめるときにパズルが動きにくいのですが、枠がないので片手でパズルを抑えて、片手ではめなければいけません。月齢的に両手の操作が難しいので、大人が抑えてあげていました。慣れや成長で、ひとりでできるようになっていましたよ。
台座は、完成の形がイメージしやすくなります。パズルをする場所も明確になるので、体からどんどん離れていきにくいですね。乳幼児は、お絵描きをするにしても、ご飯を食べるにしても、場所が明確化されていないと位置がずれていって、気づいたら姿勢が悪い、なんて事よくありますよね。
先ほどの、ぱずるをはめるときに置いてあるパズルが動いてしまう問題も台座や枠があれば、そこを抑えておくことができるので操作性は上がります。
わざと難易度を上げて成長につなげているのでしょうか。STEP1はまだ、枠と台座があってもいいのではないかなーと思います。
まとめ
くもんの人気シリーズであるジグソーパズルSTEP1を紹介しました。
最後に改善してほしい点を挙げましたが、慣れや成長で解決したり、保護者の工夫や働きかけで改善したりするので、「絶対に改善してもらわないと困る!」というものではありません。
改善点があってもなお、たくさんの良いところがあります。ありすぎて長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他にもおすすめしたいくもんの知育玩具がたくさんありますので、ゆっくり見ていってくださいね。それでは今回は、ここまでです!
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